TOP
 
乗馬の費用
乗馬の費用っていくらくらい?
 
乗馬の上達モデル
どのくらい乗れば、どのくらい出来るの?
 
乗馬の消費カロリー
乗馬のカロリー消費ってどのくらい?
 
乗馬用語集
難解な言葉の意味は?
 
えくすの馬川柳
お笑い乗馬ワールド
 
外乗の楽しみ
海、山、草原を駆け抜けよう!
 
モンゴル乗馬旅行記
モンゴル大草原で馬三昧
 
Profile
 

モンゴルの4日目

前日の夜の暴風雨はかなりひどいもので、4人用のテントは飛ばされたり、つぶされたりする危険があるということで、軍用の大テントで雑魚寝が決まりました。しかし、そこも雨漏りがひどく、しまいにはバスに避難する始末。日も変わろうかという頃に、ようやく大テントに戻って寝ることができました。狭いところで寝るのは大変でしたが、起きたときに美しい女性が横で寝ているというのはなかなか感動もので・・・と言いたいところですが、起きたときに私が見たのは、ふみつぶされた眼鏡でした。

そんなこんなでバタバタした4日目の朝、私の鞍から頭絡がなくなっていました。探しても見つからないので、牧民が余っていた手綱の切れた頭絡をなおして(相変わらず結ぶだけ)渡してくれたのですが、この手綱の短いの何の! 馬の首が通常の状態で、手綱の先が鞍の前橋にも届かないのです。昨日も書きましたように私の乗るアズラガは首を下げまくる癖を持っています。私は背負い投げ必至だなぁと覚悟しました。

この日の午前はタヒ(蒙古野馬)の見学というイベントが組み込まれていました。出発して1時間ほどで、タヒ保護センターに到着し、保護されているタヒを見学しました。タヒというのは、馬を小さくしたような動物で、染色体の数などから馬とは区別されるそうです。

疾走するタヒ

さてさて、タヒ保護センターを出発後、派手な落馬がありました。タラバガン(ネズミに似た動物)の穴(巣)に馬が突っ込んで躓き、落ちてしまった様でした。このタラバガンの穴は、草原のいたるところに開いていて、注意して乗らないと大変危険です。その注意が不足していたのかもしれません。落馬した人は、脳震盪を起こし、しばらく動けませんでした。後でわかったことですが、実は半日ほど記憶を失っていたのです。

この落馬で少し滅入っていたときに、私たちの目の前に信じられないものが飛び込んできました。野性化したタヒの群れが目の前を横切って行ったのです。種明かしをすれば、保護センターの所長さんが群れを見つけて、追ってくれていただけなのですが、実に粋な計らいでした。

午後、Mさんと「一緒に走ろうぜ!」ということになりました。どうもMさんの馬と私のアズラガはできているようで、よくいななきあっていますし、一緒だと双方ともよく走ります。後ろからならものすごいスピードで走るということがわかっていますので、他の馬が見えなくなるほど後ろで抑え続けました。アズラガが「わしの群れが先行ってまうやんけ!はよ行かしてくれー」というほどまでに行きたがっているのを確認して、一気にGO!

初速も素晴らしかったのですが、さらに途中でグンと一伸び。うしろで、牧民がオールガを持って追っていてくれていたのでした。途中でHさんの馬を両サイドから抜き去るなど、とても気持ちよかったのですが、どうやら斜行していっしょに参加したTさんの進路を妨害していたらしいのです。

その後進んでいくと、砂丘がありました。この砂丘は2年前まで風葬に使われていたそうで、人骨や棺桶がいくつかありました。やわらかな砂の急なアップダウンはなかなか面白かったです。 砂丘を超えるとかなり広大な平地がありました。「こんな広いところは最後ですから、走りましょう!」と言われるのですが、左旋回症候群のためなかなかうまく走れませんでした。落とされないように手綱を抑えるのが精いっぱいでした。

馬に引っ張られるままに、後ろに回ったときに女の子が一言「いつもニコニコして乗ってますね」日本で乗っているときにもよく言われることです。